「最後」の日に思うこと。
2018年7月14日(土)
今回の退社に関して思ったことはすべて吐き出した記事があるので、そちらを読んでいただきたい。
(我ながら、思いの丈をすべて話せていて感動する)
※本文の続きは、リンクの下に。※
2018年4月15日(日)から、この日が来ないことを祈るばかりだった。
それでも時は流れ、世間は「お別れムード」が溢れた。
本当にいなくなってしまうのが寂しくて、『ぺこジャニ』『ミュージックステーション』と『MUSIC DAY』『関ジャニクロニクル』などのはテレビ番組は録画したけれど見れずにいる。
それでも、やっぱり前に進む彼らを見届けようと勇気を出してリアルタイムで視聴したのが、『関ジャム』。
先日、手術、骨折などの発表があり、本調子じゃない章ちゃんもちゃんと席を一緒にしてくれて、今度こそ7人の最後だった。
そこには彼ららしい最後があった。
章ちゃんと丸ちゃんは、本当にいつも優しかった。
どんだけイジられても、メンバーを愛す人たちだったし、自分がいじられることでみんなが元気になるなら、と、みんな積極的に笑わせてくれた。
その優しさはライブ中もそうで。一番ファンサービス精神が旺盛だった。
そして、誰よりも真面目で真剣で、音楽のことで彼と切磋琢磨した仲だったと思う。
2人をまとめてしまうのはもったいないくらいだけど、竿組はだからこそ、相性バッチリだったのだ。
末っ子大倉。会見ではブスっと拗ねていて、でも嫌いになれなくて。
その後はちゃんと切り替えて彼なりに「いつも通り」、そして笑顔で送り出してくれる。ドラマーなだけに、縁の下でしっかり支えてくれた。誕生日が一緒なだけに、もし私もその立場だったら同じことをするだろうな、と少し笑えた。
亮ちゃん。
ジャニーズwebで自身が語っていたように会見のときからずっとカッコつけていた人。傍から見たら、サバサバしたように見えたかも知れない。でも、私たちはわかっていた。彼が寂しがりやだって。だから、彼の涙を見たとき、驚きよりは「亮ちゃんらしいな」と思った。野心に燃える彼のエールが響いた瞬間だった。
信ちゃん、横。
言葉はいらなかった。彼らが一番切り替えて前を見ていたのかもしれない。どうやって、親友の晴れ舞台を輝かせようか、その一心で番組を進めていたと思う。そこには安心感があったし、寂しさよりも絆の強さが見えた。涙は会見においてきたのではないだろうか。最年長であり盟友の真摯な取り組みに震えた。
ラストセッションに、『無責任ヒーロー』と『大阪ロマネスク』は、『GR8EST』の宣伝もかねているように見えたが、そもそも節目の年に出すアルバムだからこそ、意味のある曲を選んで再録したのだから当然といえば当然の選曲だったと思う。
彼らはいつも最高で最強だった。
否、今もそうだ。
だから、「最後」にその持ち味を最大限発揮できる曲を選んできた。
『LIFE~目の前の向こうへ~』。
この曲は、7人の再スタートの曲だったと思う。
ライブでやっていたバンドスタイルを初めて公の場に出した一曲。
関ジャニ∞って、お笑いアイドル(だけじゃ)じゃないんだぞってところを世間に知らしめた曲。
私見ではあるが、コレを機に「7人」でのスタートをしたと思う。
それまではどこか「俺たちは元々8人なのに……」という想いが見え隠れしていたような。『47』の東京楽で、見学に来ていた内くんをステージに上げ、ツアーTシャツを着せて見せてくれた「夢」をまだ見続けていたいという彼らの願いがあったと思う。
『LIFE~目の前の向こうへ~』は、その過去を大切にした上で再スタートを切った曲。そして、これからのエイトを歌う曲となった。
まだまだ終わらないから。
関ジャニ∞の新旧柱が一緒に歌うそのフレーズがどれだけ儚くも力強かったことか。
まだまだ終わらない。
終わらないんだ。
血は常に体内に流れ続けているから。
赤は血の色。
関ジャニ∞にいた彼の存在はこれからもずっと、彼らの、私たちの中で生き続ける。
そして、また別の場所でマグマのように沸き起こり、噴火する。
ここで終わる玉じゃない。
私も、
彼に倣い、
進め。
おわりに。
伝えたいのはたったの5文字。
あなたがずっと伝えてくれた言葉。
Eighterと呼んでくれたあなたに、
生きる希望と幸せを与えてくれたあなたに、
生き続ける勇気をくれたあなたに、
愛してくれたあなたに、贈る言葉。
ありがとう。